【納得】なぜ、上がるか下がるか確率半々のFXで
教材にお金と時間を1年以上つぎ込んでも、
全く稼げないままの人が腐るほどいるのか?
この記事のポイントをざっくり言うと
■「正解がある」という学校教育の刷り込みが強いと確率で行動できない
■「損する行動」を続けながら「利益を増やす」ことだけを追い求めてもムダ
■損益の結果を分ける「チャートの外側」を観察できてないといずれ行き詰まる
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原因予想1・教材ノウハウがわるい? |
・教材を購入したお客様の声でどれだけ数多くの実績があったとしても、
上がるか下がるか確率が半々の勝負でもし50%以上の人が勝ててなければ
確かにサイコロ以下のノウハウということですね!
・もし100人中50人に「これから値上がりするから買えば勝ちます」と言って
残り50人に「これから値下がりすからで売れば勝ちます」と言えば
どちらかの50人は当たって、儲けて、喜びます。単純に考えればFXはそうなります。
・だから「何人が稼いだノウハウ」「誰かも上手く行った」というのを当てにすると、
同じノウハウを使って自分だけ稼げないということはありえます。
・それにもしたまたま稼いだ誰かが先生としてその方法を丁寧に教えてくれるとしても
その人が他人に教えることまで上手いとは限りません。
古今東西、名プレイヤーと名監督に必要な能力は違います。
例)教育テクノロジーでは一般的な「学習タイプ」ひとつとってみても、
事例をたくさん見ないと原理や法則を理解できない人もいる一方で、
逆に事例が多いと混乱して行動できなくなる人もいます。
自分と同じ学習タイプの先生の話は響くでしょうが、
自分と違う学習タイプの先生の話は害になることさえあります。
学校教育も含めて、学習テクノロジーを無視した教材がまかり通っている現状で
教師に悪気は無くても、多くの脱落者を生み出ししまいます。
原因予想2・自分(あなた)が悪い? |
・ノウハウ通りに行動しない怠惰なあなたが悪いという説も
一見すると、理にかなっていそうに感じます。
・けれど、だからといってあなたを責めたところで、
目標の達成確率はむしろどんどん下がることが、
スタンフォード大学の研究などであきらかになっています。
※参照「スタンフォードの自分を変える教室」(著)ケリー・マクゴニガル
・アメ(ご褒美)とムチ(罰)を使い分けるタイプの教え方は、
ピラミッドの石を運ぶ奴隷のような単純労働では効果がありますが
自分のための行動も義務感になるのでやる気はどんどん下がります。
※参照「モチベーション3.0」(著)ダニエル・ピンク
・本来あなた自身のために、あなたが選んだ教材を買って
もしそれで内容を実行できていないのなら、あなたのやる気や怠惰が問題ではなく、
そもそもの計画やシナリオなど、何か別の問題があると考える方が妥当です。
・もし「もっと頑張ればできるかも」と思っていたとしても
いますでに頑張れていないのならば、自分を責めたり
「自分に厳しく」というアプローチは解決策にはならないのです。
原因予想3・運が悪い? |
・実際のトコロ成功する人は何をやっても成功するものだから
そもそもノウハウなんてどうでもよくて
結局は才能や運がある人しか稼げないのかもしれません。
・FXなんていう、お金以外に何も蓄積していかないマネーゲームに出会って
甘い夢を見せられてしまったこと自体がもしかしたら
交通事故のような不運の出来事だったのかもしれません。
例)何かの商売をしたなら、下積みでもお客さんとのやり取りの中の経験値や
その業界についての知識が蓄積します。コストを削って工夫を続けていれば、
いずれヒット商品が出て大儲けできる確率は上がります。
逆にFXは稼げなければ何も残りませんし、むしろ負け癖を強化するだけです。
つまり、
上がるか下がるか確率半々のFXで
教材にお金と時間を1年以上つぎ込んでも、
全く稼げないままの人が腐るほどいる原因は・・・
予想1・教材ノウハウがわるい?
→ハズレ! ノウハウを選ぶ「以前」に問題がある
予想2・自分(あなた)が悪い?
→ハズレ! そうだとしても自分を責めて効果なし
予想3・運が悪い?
→まさか? だったらさっさとFXは辞めるべし
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ここでちょっと本人になりきってイメージしてみてください。
今のあなたはそうじゃないかもしれませんが、
もしあなたが1年以上ずっと稼げてないFXトレーダーだったとして想像してみます。
その時、
もし仮に、
「教材ノウハウ」以前の問題だとわかっていたら
サイコロよりバカになってる努力をまだ続けますか?
もし仮に、
科学的に達成確率を下げるとわかっていたら
それでもあなたはまだ自分を責め続けますか?
もし仮に、
いままで「運」が悪かったとわかっていたら、
それでも同じことを続けて負け癖を強化しますか?
ずっと稼げない人たちがいるいっぽうで、
稼げるようになる人も一定数はいます。
そして必ずしも「努力」や「時間」をたくさん掛けたからと言って
稼げるようになるわけでもありません。
じゃあなぜ、
場合によってはノウハウやシステムに大金を注ぎ込んだり、
真面目に勉強している人さえ、なかなか稼げないということがあるのでしょうか?
ここから、いままであまりスポットライトが当たらなかった
盲点に少しずつ光を当てていきます。
事実1:どんなにFXで稼ぐ人でも全勝は不可能 |
・多くの人が見落としがちなのは
「どんなに稼ぎ続けている人でも全勝しているわけではない」
ということです。
・「なにをそんな当たり前で初歩的なことを!」と思う
かもしれませんが、その初歩的なことをわかってるつもりになって
ほとんどの人達がFXを「無理ゲー」にしています
・もし「全勝は不可能だ」と言ってるクセに
「損切りすると、心臓がズキッとする」ならば
毎回毎回、自分にウソをついていることになります。
例)勝率100%はないと言いつつ、
1回でも損切りになると嫌な気持ちになったり、
稼げる自信が減ったり、もっといい他のノウハウがないか気になったりします。
一度か二度はムリに気持ちを押さえ込んで損切りできたとしても、
何度も繰り返したり、賭けるお金が増えて気持ちが限界に達すると、
強制ロスカットになったり、自暴自棄なアドリブ売買でコツコツどかんになります。
・FXトレードは基本、独りきりですることなので
自分にウソをついてることを自覚すらしてない人も多いのですが、
事実に反するウソを貫こうとムリをする行動は、いずれ崩壊します。
・実際に、勝率5割以下で損している人たちは、
自分の行動がサイコロよりバカなことにも気づかずに、
間違った方法でその努力を続けようとして、事実から目を背けてますからね。
盲点: 「50対49」でもサイコロには勝てる! |
・勝率100%はありえないとわかったならば
そもそも「売買ルール」はそういうものだと意識して
受け入れた戦略を持つ必要があります。
例)たとえば売買ルールのことを「利益が出る売買ポイントを見つけるノウハウ」
と思っている場合は、いつまでたっても勝率100%の残像と比較して、
損切りが苦しくなるはずです。
その結果、サイコロで決めても上がるか下がるか5分5分のFXで、
やたら損したり、ムダな勉強をしてしまうわけです。
・もしサイコロで決める勝敗の確率が「50対50」ならば、
「稼げる50」を取ろうとするよりも
「損する50」を少しでも見抜いて避ければ、利益は残ります。
例)たとえば普段はサイコロで五分五分の勝負をしていたとしても、
「ここは絶対にないな」という場面では勝負を見送って
「損する50」を1でも避ければ、50対49で形勢が変わります
・「50対49」の勝負を繰り返せば、最終的に勝ちの方が増えます。
全勝はムリでも、サイコロに勝てば、利益は残るのです
盲点:売買ルールは「稼げるポイント」を教えない |
・「全勝はない」という現実的を踏まえて戦略を考えると
「確率的にココは絶対に無い」という場面を明確にして避けるための
ガイドが売買ルールと考える方が妥当です。残りは確率で決まる運だからです。
・上がるか下がるか予想が当たる確率は5分5分だけれど、
「ここは無いな」というところを避け続けていれば
トータルでは勝つ確率が上がります。
・勝率100%がありえないなら、最初から「稼げる売買」狙いではなく、
「損を避ける売買」ルールで資金を守ってもらうと考えれば
あとはサイコロに、有利な勝負を任せる感覚でトレードできます。
・たった1%でも「ココは無いから絶対避ける」場面を見抜けたら
あとはロボットのように繰り返してれば、
残高は増えていきます。それがFXトレードのルールです。
結論1:売買ルールで「稼げるポイント」を探すとFXは無理ゲー |
・50対49でも稼げる。この根本を誤解したまま、
必勝パターンを求めて
どれだけテクニカル分析の勉強をしたところで無理ゲーです。
・やってる本人も無意識では無理ゲーだとわかってるから
必要な検証作業がおっくうに感じたり、楽な手法を求めて
売買ノウハウジプシーになったりする人があとを絶たないわけです。
結論2:泥舟に高性能エンジンを搭載しても沈没する |
・逆に「これは絶対無い」ということをやりっぱなしで
どれだけ「勝つための知識」を仕入れても、
どろ舟に高性能エンジンを搭載しようとするようなものです。
例)飲酒運転は、判断ミスや操作ミスで事故の確率が増えるので
法律で禁止されています。睡眠不足やスマホの「ながら運転」も
事故の原因になるので、法律で言われなくても、避けた方が得です。
なのにFXトレードとなると、仕事で稼いで貯めた
大事な資金が賭かっているにも関わらず、飲酒、疲労、睡眠不足、
テレビやインターネットの「ながら」売買をする人がいます。
そういう「損する確率を高めること」をやたらしているかぎり
泥舟に乗っているようなものなのです。それを変えずに
高性能エンジンさえ手に入れれば稼げると思い込んでいるのであいかわらず、
いろんなFXノウハウの教材が売れ続けています。
・船を早く漕ぐより、船底に空いた穴を塞ぐのが先です。
稼げるポイントを求める前に、損するポイントをふさぐほうが優先なのです。
・損するポイントをふさぐことについては、自分では自覚できません。
自覚があるならわざわざ損することはしませんよね。
それを「わかってはいるけど」と言ってる時点で、自覚できてないことが多いのです。
例)たとえば日常でなにかを人のせいにしたり怒ったりする習慣がある人は、
自分の行動を変えることよりも、感情で周囲を屈服させることを優先する
クセがあるので、コントロールできないチャートの値動きに感情が振り回されます。
感情が振り回されると、ますます観察力が下がって、ミスも増えます
「わかってる」つもりで実際にその通りに行動が出来てない人は
無意識に人を責める習慣があるということです。
その習慣を持ったまま、いくら高性能エンジンを積んでも、どうせ沈没します。
もし仮に、
FXで「稼げるポイントを探すノウハウ」自体が
無理ゲーだとわかっていたら?
しかも、
いま乗っているのが泥舟だと気づいたとしたら?
それでも今までと同じ行動を努力と思い込んで
無理ゲーを続けてしまいますか?
ゴキブリの動きを予測するようにチャートを見る? |
・FXトレードで稼ごうとする時に、
多くの人の盲点となって、
見落としている事実がもうひとつあります。
・たとえばこの写真に写ってるもの、
あなたには何をしているように見えます?
・上下を逆さまにして180度回転したり
いろいろ試したくなるかもしれません。
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※出典元(英語):Savannah Root
この絵がなんなのかを発表する前に、
この絵が「FXで損する人が多い」重大な原因と
どんな関係あるのかを少し解説する必要があります。
事実2:同じチャートで真逆の行動をする人がいて相場は成り立っている |
・多くの人が頭の中からすっぽり抜け落ちてる事実として
同じタイミングで「売る人」と「買う人」がいる、
つまり真逆の行動をする人がいるから相場は成立しています。
・「なにをそんな当たり前で初歩的なことを!」と思う
かもしれませんが、その初歩的なことを忘れて
ほとんどの人達は、本当は重要ではない重箱のスミを突いています
・真逆の行動をする人はバカなのか?
いいえ、そうではありません。
それぞれがチャートを観る時の「背景」が違うのです。
例)たとえば今すぐ現金が必要な人は損だとわかっていても、
同じチャートで誰かが買うタイミングで
逆の売り注文をするかもしれません。
同じタイミングでも、短期的に見るのか中期的に見るのか、
長期的に見るのかで売買判断が真逆になることもあります。
盲点:【チャートの中】だけで判断の差は埋まらない |
・つまり、売買の判断材料は【チャートの中】ではなく
多くの場合は【チャートの外側】にあるのです。
遠くの景色を見るように、チャートを見る? |
・一時、インターネットのニュースで話題になったので
ご存知の物もあると思いますが、一つの絵を見ても
全く違うものに見える人たちがいます。
・その違いは、絵の中にではなく、
「絵の外側」にあります。
・もうひとつ見てみましょう。
たとえばこの写真に写ってる人たちの
年齢差はどのくらいに見えます?
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※出典元(英語):Optical illusion
・若いカップルに注目した人には
近い年齢に見えるでしょうが
別の人には20歳以上に見えるかもしれません
・その違いは、絵の中にではなく、
絵の外側にあります。
盲点:チャートの外にある情報が「先入観」を作る |
・引用した2つの絵は、トリックアート(だまし絵)のひとつです。
1つ目の写真は「カウボーイ」
2つ目の写真は「あかちゃん(胎児)」にも見えます。
・あなたがもしこれらの絵を初めて見たのなら、
「ゴキブリ」や「遠くの景色」などの前置きに影響されて
その先入観に注目したものだけが見えやすくなります。
・同じようにもし、同じノウハウで売買しても損する人と
得する人の両方がいるとしたら
チャートの中の情報ではなくて、チャートの外で作られた
それぞれの先入観の違いであるはずです。
例)たとえば「上がるだろうと思ったら暴落した」とか、
「慎重に見送ったら、どんどん値上がりした」とか
悔しい経験が蓄積すると、チャートをありのままに見る目が曇ります。
学校教育12年がかりで塗り固めた「汚れた先入観」 |
・人間の「先入観」自体は良くも悪くもどちらにも働きますが
FXトレードなど確率で判断しようとする時には、
学校教育で培ってきた先入観が致命的な邪魔をします。
・たとえば「質問に対しては正解を答える」という経験が長いと、
言われたことに素直に従うか反発するかの2択しかなくて
自分で選択肢を作る能力が著しく下がると言われています。
・「正解がある」問題だけしか解いた経験がないと
必要以上に確実性を求めて、リスクを恐れて
結果的に損する行動を取り続ける確率が高まります。
・サイコロでたまたま連続で同じ目が出たとしても
次に同じ目が出る確率は最初と変わらず6分の1です。
そこに先入観が入ると、単なるギャンブルになってきます。
・正しい判断をすれば、1回1回で正しい答えが出るという
刷り込みが、トータルの確率で勝つトレードでは壁になります。
・刷り込みで作られた「先入観」は認知科学的な方法を使えば
短期間で取り除くこともできます。
・けれど多くの人が「できない自分」を責めたり
指導者さえもが「もっと練習量を」「もっと慣れろ」などの
根性論で認識しているのが現状です。
・その意味では、たとえFXで稼げて指導者になったとしても、
自分の先入観を撒き散らして生徒さんの結果が出ないと悩むなら
それはそれで義務教育の先入観の犠牲者といえなくもありません。
欲求不満をチャートにぶつけて損するライ◯ップ |
・「正解があるはずだ」という先入観以外にも、
チャートを観る時に、あなたが無意識に考えていることが
せっかくの練習や勉強を台無しにしてしまいます。
・たとえば「自分は何もしなくても価値のある人間だ」と思ってなければ
無意識のプレッシャーで、視野が狭くなったり、ミスが増えます。
「たくさん稼いだり何かの肩書がなければ自分には価値がない」という先入観です。
・その「自分そのものには価値がない」という先入観は、
日常生活ではエネルギー源として使うこともできますが、
チャートを観るときには邪魔以外の何物でもありません。
例)プレッシャーに対して無意識に
「自分の判断が間違っていると思いたくない」
「自分の判断が正しい(そうであって欲しい)」と思っていると
確率で考えたり、確率に沿って行動することが難しくなります。
・さらに深刻なのは、そういった無意識の先入観を無視したまま
間違った方法で失敗体験を繰り返せば繰り返すほど先入観は強くなって、
追い詰められて燃え尽きるまで負のサイクルが止まらないということです。
必要なのは売買ノウハウではなく、習得のための正しい方法論 |
・認知科学などの発展によって、私たちの常識が
すでに「間違っている」ことが証明されてるものもたくさんあります。
・たとえば「ポジティブ思考」は特定のゴールの達成確率を下げることが
ガブリエルエッティンゲンさんの20年に渡る検証によって
証明されました。にもかかわらず、未だにポジティブ信者は多く居ます。
・また2002年にノーベル経済学賞を取った「プロスペクト理論」によって
人間が「絶対値」を認識して投資行動の戦略を立てることに意味が無いことが
明らかになりました。にもかかわらず、未だに「絶対値」を元に投資のリターンや
確率の判断をすることを教えている人が市場にあふれています。
・要は、たまたま上手く行った人がその方法を教えたり広めた結果、
本来は5分5分で損はしないはずのFXで
センスと運のいい一握りの人以外はみんな損するという状況になっているのです。
・とはいえ、FXで稼いで教える人はお金が欲しくて相場の勉強もするかもしれません
けれど、認知科学の基本すら知らなければ、間違った方法を広めてても仕方ありません。
教えている本人が自覚せずにやっていることは教えられないからです。
結果的に、教材を信じてもセンスと運のいい一握りの人以外はみんな損します。
・ちなみに「チャートの外の影響」を認識した上で、トレードで稼ぐための方法論ならば
元手200万円から、副業で月に1000万円以上稼いだ事例があります。
元手600万円から、スマホだけで月1億円稼いだ事例もあります。
・「チャート(相場)の中だけ」を教えてくれる指導者は
どんなに親切に教えても、自分の才能については教えられません。
教える前に、認識すらできていないので、稼げない人の真の原因が理解できないのです。
盲点:損する能力だけコツコツ勤勉に強化する人々 |
・繰り返し利益を出せる正しい方法でする売買以外の経験は、
どんな理由をこじつけたところで、
トレードでの負け癖になる「先入観」を強めます。
・FXを始めてから1ヶ月以上利益が出ていないなら、それ以上続けても
損することに妥協しないラ◯ザップで
強制的に「損をする訓練」をしているようなものです。
・どんなに優れた先生に教えてもらえたとしても
捻じ曲げて解釈して損する強靭な「負け癖」を
トレーニングしているだけなのです。
結論3:秘密は「チャートの外」にある |
・最初から正しい方法で、稼げる売買の経験を積まなければ
間違った先入観を持ったまま練習や勉強を続けたところで
負け癖が強くなるだけです。
・「正しいお手本」「素早いフィードバック」「正しい方法で訓練」
の3つの環境が揃っていなければ、FXに取り組むのは危険です。
ちょっとでも間違った経験を積むと、それが負のスパイラルを有むからです。
・とはいえ、3つすべての環境を完璧に手に入れることは、通常は難しいです。
その場合はまずチャートで負ける確率を高める先入観を取り除くことが先です。
どのみちまず「先入観」のデトックスが必要だからです。
・逆に得する先入観としては「50対49でも稼げる」ということや
「チャートの外で違いが出る」などの他にも、
「賭ける金額が増えて起きる問題は、人間関係の鏡」などあります。
仮にもし
あなたのトレードでの利益金額の上限を決めているものが
チャートの外にある「あなたの先入観」だとしたら
それでも「チャートの中」だけの新しいノウハウを探し続けますか?
この記事のまとめ |
【疑問】なぜ、上がるか下がるか確率半々のFXで
教材にお金と時間を1年以上つぎ込んでも、
全く稼げないままの人が腐るほどいるのか?
◯FXはサイコロでも5分5分の勝負なので、
ノウハウを使っても負けるなら、そもそもそれは
サイコロよりバカになる努力をしているということ。
◯サイコロよりバカになる努力をしてしまう原因は
チャートの外にある「先入観」という個人個人の問題があるから。
◯ほとんどのFX関係者はその個人差については無視している。
理由としては、FXの口座開設や売買ノウハウが売れれば儲かるし、
ノウハウだけで稼げる人は少ないとわかると、売れなくなるから。
◯また、認知科学や教育テクノロジーについてほとんど無知なばかりに
本人に悪気はなくても誤った生徒の先入観を強化する指導をしている
教材販売者やコンサルタントも多い。
◯「チャートの外側」にある「先入観」に問題があると
どんな優れた売買ノウハウを買っても使ってもダメ。
◯確率的には100回中49回負けても50回勝てば利益は出るので
1回1回の負けや値動きにプレッシャーを感じて
視野が狭くなるという習慣をまず解消する必要がある
◯プレッシャーで視野が狭くなってIQの下がった状態で
どんなに練習しても、負け癖が強化されるだけなので
その行動は即刻辞めなければ、ますますFXで稼ぎにくくなる。
◯まして、できない自分を責めたり、ノウハウをコロコロ変えたり
「先入観」を放置したまま、どれだけ熱心に勉強しても
FXトレードに関しては、稼げる確率はどんどん下がるだけ。
◯認知科学の研究に照らして問題がない教材を使って、
正しいフォームを素早くフィードバックしてもらえる環境で
繰り返しの訓練をすれば、サイコロには勝てるようになる。
◯必要なのは売買ノウハウではなく、習得のための正しい方法論
努力は必要ですが、努力がムダにならないように
正しい学習方法について意識することでリターンは増やせる。